日本での近視手術と費用ガイド:安心と納得の眼科医療を求める方へ
1.導入
日本の眼科医療は、世界でもトップクラスの安全基準と高い正確性への追求精神で高い評価を得ています。海外から治療を検討される際、正確な術式ごとの費用構造や受けられる対価を理解しておくことが重要です。本記事では、日本眼科学会のガイドライン(1)や公的機関の情報に基づき、日本における最新の屈折矯正手術(ICL、SMILE pro、LASIK)の費用相場と、その価値について解説します。
2. 日本における近視手術の費用相場:主要3術式の概算
日本で受ける代表的な屈折矯正手術(両眼)の費用目安は、約30万円〜90万円(日本円)です。
日本の自由診療における近視矯正手術の費用は、選択する技術や執刀医の専門性、使用する医療機器によって明確に分類されています。以下に、日本眼科学会が定める安全性指針(1)のもと、世界水準の医療施設で提供されている代表的な3つの術式の一般的な価格帯(両眼)をまとめました。
術式タイプ | 概算費用(両眼・税込) | 技術的特徴 |
ICL(眼内コンタクトレンズ) | 約700,000円 〜 900,000円 | 角膜を削らず、目の中に小さなレンズを挿入する術式。強度の近視・乱視にも対応し、可逆性(将来の取り出し)がある。 |
SMILE pro(低侵襲レーザー) | 約500,000円 〜 600,000円 | 超高速レーザーで角膜の内層のみを照射し、微小な切開から取り除く術式。術後のドライアイのリスクが非常に少ない。 |
LASIK(標準レーザー矯正) | 約300,000円 〜 450,000円 | 最も実績が豊富な角膜レーザー手術。回復が早く、費用を抑えて視力回復を目指すことが可能。 |
費用差は症例の難易度や機器のスペック等に由来します。ご自身の目の状態に最適な手術・医療機関を選ぶことが、長期的価値に繋がります。

3. パッケージ費用に含まれる充実の医療サービス
日本の医療機関における手術提示価格には、事前検査からアフターケアまでの包括的なサポートが含まれるケースが一般的です。
提示される費用が単なる「手術費」ではなく、安全を担保するための広範囲な医療プロセスをカバーしている点が日本の特徴です。これは「屈折矯正手術ガイドライン」(1)に定められた厳格な適応判定と手厚い術後管理の基準に沿って提供されています。
詳細な適応検査・事前カウンセリング:角膜形状解析や他疾患の除外など、安全に手術を行うための精密な事前診断
術後一定期間の定期検診:経過観察(翌日・1週間後・1ヶ月後など)による見え方や眼表面の確認
必要な処方薬:術後の感染症予防や炎症を抑えるための各種点眼薬
アフターケア体制:一定期間内の経過観察や状態に応じた迅速な医療サポート
提示価格に必要不可欠な医療プロセスが組み込まれているため、予期せぬ追加費用が発生しにくい構造になっています。

4. 日本で眼科手術を受ける「真の価値」とは
日本の眼科医療における価値の本質は、単なるコストパフォーマンスではなく「厳格な安全衛生管理と感染症対策の実績」にあります。
価格の安さだけを追求するのであれば他の地域も選択肢となりますが、日本を選ぶ最大の利点は、極めて厳格な衛生管理のもとで治療を受けられる安心感です。日本の眼科分野では、眼内感染症(眼内炎等)の予防と治療に関しても豊富な研究と蓄積されたプロトコルが存在します(3)。
徹底された感染症対策:徹底されたクリーンルーム管理と滅菌対策により、術後の重大な感染リスクを低減
専門医による精密な執刀:ガイドラインの厳格な指針に従い、リスクを事前に察知して回避する慎重な医療プロセス
万全のバックアップ体制:万が一の合併症発生時にも、確立された高度な診療手順に基づいて迅速に対応
投資する費用に対して得られる「徹底された医療の安全性への追求」こそが、多くの方々に選ばれる理由です。
5.結論
日本の屈折矯正手術は、術式に応じた明確な費用体系と最高水準の安全性・精密さを兼ね備えています。
事前検査からアフターケアまで一貫した丁寧な医療サポートを受けることで、渡航中の不安を解消し、納得のいく視力回復を実現できます。ご自身の目の状態やライフスタイルに合う最適な手術を見つけるためにも、まずは我々へご相談ください。
参考
Japanese Ophthalmological Society. Guidelines for Refractive Surgery (7th Edition). Nippon Ganka Gakkai Zasshi 2020; 124(12):988-1002.
Oshidari K, et al. Vitrectomy for Endophthalmitis After Cataract Surgery. Nippon Ganka Gakkai Zasshi 2003; 107(10):590-596.
監修者
酒井大輝(医師, 医学博士)
日本眼科学会認定眼科専門医
創設者, Ophthoagent Team


